宮司より皆様へのご挨拶

東屋沼神社 第二十四代宮司
この度は、延喜式内名神大社 東屋沼神社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
神社は地域の文化であって人々の心の拠り所です。当神社は当初、吾妻山の五色沼に鎮座していた神社で人々は五穀豊穣、健康、希望を願い吾妻山に祈りを捧げました。この地域は農耕地帯であり、昔は養蚕が盛んで、今は福島の一大果樹地帯となっています。皆で豊作を願い、子供の誕生を皆で喜び、成長を皆で見守ってきました。
神社は、この地域の文化を見続け人々の願いを受け止め、地域と人々を見守ってきました。東日本大震災の時、浜通りの人達が復興の最初に行ったのが人々の心の拠り所でありふるさとの象徴である神社の再建でした。
当神社は人々が集い、心の拠り所となり、子供達がふるさとを感じ、次世代に伝えられるそんな神社を目指しています。
どうぞお気軽に境内にお越しください。皆様のお参りを心よりお待ち申し上げております。
東屋沼神社 宮司
佐々木 功
現代社会に疲れた心に、静寂と安らぎを提供し、神様との対話を通じて心の平安を見つけていただく場所です。
地域の皆様が集い、絆を深める場として、お祭りや行事を通じて地域コミュニティの中心的役割を担います。
一千年以上続く伝統と文化を次世代に継承し、日本の精神的な基盤を守り続けていくことが私たちの使命です。
平安時代初期に編纂された延喜式に記載された名神大社として、国家的な祭典が執り行われる格式高い神社です。
信夫郡における五つの重要な神社の中でも、特に「名神大社」の格式を持つ神社として、この地方の精神的な中心として位置づけられてきました。
古文書にも記されているように、五穀豊穣、災難消除、火伏の神として、地域の人々の暮らしを守り続けてきた歴史があります。